決済通貨をどうするか

一つの国と一つの国とが、互いの境を超えて行う様々な取引のことを国際取引と言いますが、このときに例えば製品などの輸出や輸入などを行う際には、その対価となる金銭を支払う必要があります。

こうした必要な金銭の支払いには、どちらかの国の通貨に合わせて取引を行うか、もしくは、全く別の第三国の通貨を利用して取引を行うか、つまり決済通貨をどうするかという選択をすることになります。

例えばわたしたちが自国の通貨で取引を行う場合には、取引相手がわたしたちの国に通貨に、自分たちの通貨を替える必要があり、また、わたしたちが相手国の通貨で取引を行う場合には、わたしたちが相手国の通貨に自分たちの通貨を替える必要が生じます。

もちろん、第三国の通過を利用しようと決められた場合には、わたしたちと取引相手とが、それぞれの国の通貨を、お互いに定めた第三国の通貨に替えて取引を行いう必要があるのです。

こうしたことにより、国際取引が成立することになりますが、自国の通貨を相手国のものに替える際であっても、また、相手国の通貨が自国の通貨に替えられるさいであっても、更にはそれぞれの通貨を第三国の通貨に替える場合であっても、その個々の通貨の価値が全く違っていることが当たり前であるために、こうした価値の調整を行うという事をしなくてはなりません。

このように、互いの通貨価値を揃えなくてはならない国際取引を行う際に重要になってくるものが、それぞれの通貨の価値を調整している外国為替市場ということになります。

為替とは、物の価値の振り替えを行うものであり、取引きの実距離の関係などで、直接の通貨での支払いが難しい場合に利用されるものになります。
わたしたちの生活で身近な為替行為では、銀行などを利用した料金の振り込みなどになるでしょう。
携帯電話の料金を支払う場合、本来であれば現金を持って携帯電話のショップを訪れて支払いを行いますが、これを銀行からの引き落としや振り込みを利用した場合には、直接ショップを訪れる必要なく、携帯電話会社にしよう代金が支払われます。

為替とはこのように、売買代金の支払や資金の移動を、現金の輸送をすることなく行う手段となります。

外国為替市場では、こうした事を利用して世界中の通貨の交換が行われており、それぞれに通貨の価値が違うものを、盛んに行われているそれぞれの通貨の交換取引、売買取引から導き出される交換比率である為替相場からこれを決定しています。

もちろん、世界中で常に通貨の売買取引が行われている為に、そこから導き出される交換比率は止まることなく変動を続けており、国体取引を行う場合にはこの為替の相場レートの変動が重要になってくるのです。